富士ハウス(大手住宅メーカー)が倒産したのが3年前でした。
事務所に居た築地の携帯に、倒産の知らせが入り、その日にブログに書いたら、アクセス数がすごいことになったのを覚えています。
いまだそのアクセス数を超えることはできない。(苦笑)
倒産で、お金を支払ったのに、建物が未完成のままという物件が何百戸もあるという、悲惨な状況を知りました。
契約金として支払った額が、工事金額の7割だったということも衝撃でした。普通は多くて1割です。
(富士ハウスは完成保証に加入していなかった)
築地住建は完成保証制度があるのですが、それまでは(ちょっと恥ずかしい話ながら)積極的に、加入の話をしていませんでした。
年間数棟だけの小さな工務店では、工事中の倒産はあり得ないから。(支払は翌月払いで、仕事があれば待ってもらえたりするので資金繰りは廻る。)
倒産するなら、工事やりきってから、バタッて倒れちゃうんだから、と。(仕入先、協力業者に迷惑をかけることになります)
お客様は、小さな工務店を信頼してくださって、ご契約していただくのですから、その信頼を裏切ってはいけないぞと、全件、完成保証加入にしています。
大事なトラの子をはたいて、大きなローンを申し込み、一生に一度の家を新築されるのですから、万が一に備え、お客様の危険を回避します。
建物請負契約と同時に、完成保証契約を交わしています。ココ声高に!(笑)
完成保証は、工事中築地住建が倒れ、工事を継続できなくなった場合、保証機構が施主さまに金銭のご負担をかけないで、残工事を完成させてお引き渡しします。
築地住建の加入している、イエンゴ保証機構は、消費者保護を目的として運営されているNPO法人です。