↓“自分の敷地のヒノキで建てる離れ”、手刻み加工が進むにつれ図板もにぎにぎしくなり、刻み加工が続いています。
↓棟梁が墨付けをして、それから加工に入ります。えんぴつで付けても“墨付け”って言ってます。
ここでは1㎜のズレだって許されません。
頭のなかは3Dで、完成した家の模型図が入っているようです。
↓大物の材(長さ5mの梁)が材木やさんによって運びこまれてきました。
↓みんながひたすら木に向かい合っています。
↓さいたま市の新築現場から帰ってきたうちのエース、ナベさん。刻んだ材を仮組みしています。
↓使う場所によってこんなにいろいろと型があります。
墨を半分残して刻むのだそうです。
↓かたわらには大工さんの手道具たち。
「最近は電動工具があって便利になったね。」と、よくお客様から声をかけられるそうですが、電動を使うにも、手工具の技をマスターしなければ電動工具は扱えないそうです。
今はほとんどがプレカット工場でコンピューター処理して、機械が刻んでしまいますが、
こちらは材料の一部を、施主さまの自宅敷地内で育ったヒノキを使いますので、手刻み加工をすることなりました。
手刻みする機会をいただいて、感謝です。