↓“離れ”が猛々しく上棟しました。
作業場でコツコツと加工していた柱や梁などの構造材たちは、前日までに現地に運び込まれ、ここで一気に組み立てていきます。
クレーンの機械音、かけやで打ち込むときのカーン、カーンという周囲に響きわたる音、合図をしあう職人さんたちの元気な声、何度経験しても心踊る一日です。
↓建て方作業は、息の合ったいつものメンバーたちによって順調に進んでいき、棟が収まる、ここ一番の瞬間です。:
↓下では垂木の準備が始まりました。
↓小春日和で上棟日和だった日も、午後に雨が降り出しましたが、屋根のフェルト貼りを終えることができました。
↓雨に濡れそぼった職方一同揃って、お施主さまと共に、お施主さまご家族の安寧と繁栄を祈念する、上棟の儀を執り行いました。
自分の敷地内に、先祖が植えて育てたヒノキ材を使い、
それを大工が何日もかけて手刻みで加工して建てる。
合理化された家づくりのシステムとは逆行していますが、お施主さんと大工、昔ながらの人間臭ささある“離れ”造りです。