けやきを料理する

 

 

宇宙服からヒントを得たギンギラの「レムミラー96」をまとった『自分の敷地のヒノキで建てる“離れ”』です。

 

今日は現場に大工さんが来てないからお休みかしらと思われますが、大工さんは2日程作業場でいろいろと加工をしておりました。

 

 

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↓最後に加工していたのはこの大物。

 

床の間の地板、けやきです。

 

 

料理人ならば、良い材料だから素材を十分に活かして調理する、といったところでしょうか。

 

 

けやきは“広葉樹の王様”と呼ばれるほど、かたくて強度があって、木目の美しさが男性的です。

 

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↓地板を現場に搬入して、

 

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↓床の間に地板取付作業開始。

 

床柱の掘り込み作業に、ノミを使って格闘している真っ只中です。手間がかかる一場面です。

 

手間だけど、大工として腕をふるえばふるうほど、完成の喜びは大きいらしい。

 

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細かな部分も、次々と手早く精緻に、平然とやってのけていきます。

 

 

ムク材を扱うというのは、技術と経験を備えた職人がいて、初めて使える素材なのだと改めて思います。