削る道具の代表選手、かんなです。
使用用途に応じて、いろんな形状があるらしいです。
↓左の3つはよく見る平かんな。板を削るときに使用していますよね。
一番右のちょっと小さなサイズは、際(きわ)かんな。
↓更にちっちゃなミニかんな
↓これは“面取かんな”というらしいです。
↓実演して見せてくれてます。
こうやって材料の角を削ると
↓あらっ、板の角っこがきれいに面取りされました。
↓ここと
↓ここのネジで、幅を調節するのですって。
↓かんなの裏側も拝見。
ちなみにかんなは“引く”って言って、大工さんはかんなを手前に引いてますが
西洋ではかんなを“押す”のだそうです。 (ㇸェェ、そんなこばなしには引いちゃいます・笑)
引く力より押す力の方が1.5倍もいるので、小柄で非力な日本の大工は、かんなを“引く”のですって。
製品化された工業製品を組み立てるだけの大工仕事だと
かんなを使うこともなく、何の付加価値も生み出せないことが悲しいです。