“大きな縁側と薪ストーブのある平屋”の現場からです。
↓玄関、軒天井板張りの、ムクのきれいな木目に迎えられ
↓室内はもっと驚くほどきれいな、勾配天井の板張りが現れます。
頭上ばかり視線が向いてしまい見とれていると、蹴躓きますからここは要注意です。
工事のプロセスを楽しまれておられるお施主さま、その都度感想等も寄せてくださって「天井の羽目板を見て木に包まれたやわらかい空間に感動いたしました。森の家でした。」
↓サンタさんの出入り口、薪ストーブの煙突。
ここでお施主さま、照明計画の見直しを考えられました。
当初より、照明をこうこうと照らすのではなく、薪ストーブの炎を楽しめるような控え目な照明計画でしたが、ここにきて更にパワーアップ。
「家全体の照明を、“職人さんが造る技術を照らす・映える照明にしたい。」
「和室はあんどんのように、昔の様なロクソクの明かりで照らす様な雰囲気にしたいと考えております。」
「現地を見ると、造っていただく天井・左官職人の京壁を電球色で照らした方が雰囲気が出るのかなぁと。」などなど。
お施主さま自ら計画されたのは、間接照明や調光を活用した柔らかい光、部屋をすみずみまで照らすのではなく、昔ながらのぼんぼり、灯明のあかりをイメージする雰囲気づくりです。
暗さのなかの明るさ、暗いから明かるさがより認識できる、みたいな、とてもいいことおっしゃってたのですが、
うろ覚えです。(>_<)
こだわりが、こちらに響いてきています。