熊谷市K様邸の3世代同居リフォーム、鬼の養生を撤去しました。
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隅々まできれいに仕上がりましたが、その裏には、工事中のひと苦労、ふた苦労した秘話があります。
畳を撤去後、床のレベルが北と南で30㎜違っていたことが判明。
現調時は畳が敷いてあったのでわからなかったとのことで、お客さまも「なんか変?」程度でお気づきではなかったそうです。
フローリングと違って畳敷は、床のレベルの違いがわかりづらいです。
床は平らに、柱は真っ直ぐにが基本!!
これが今回の工事の最大のポイントでした。
仕上げの赤松ムクの床板を張る前、床を平らにするための下地調整作業は、根気と手間のかかる作業でしょうが、現場は平然とやってのけます。
中でも最も楽しい(笑)作業の想い出は、既存サッシの内側に新しく内窓サッシを取付るときです。
外部が歪んでいるので、そのまま内窓を取付けると、隙間が生まれます。
そこで、細かく採寸して三角形に部材を加工し、窓の四方全てに三角加工部材を取付て内窓を入れたことが、最大の苦労楽しさだったそうです。
手間と時間を割いた苦労話も笑って話せるのは、お施主さまが喜んでくださる様子を目の前にするときが、ものづくり人の至福の瞬間ですので、こんなの全然たいしたことないない、と思えてくるのかもしれません。
K様ありがとうございます。残工事、もすこしあります。