あの時刻・・

 

 

もうすぐ、震災発生のあの時刻・・。 に、これを書いています。

 

 

 

 

5年前の今日のあの時刻、どこで、どんな状況で、どんな思いをされていましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浪江町から避難してきた桑原さんが築地住建の一員となり仕事を共にし、4年と5ヶ月が経ちます。

 

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相変わらず不思議キャラで、ツッコミどころ満載で、ナチュラルなひとなつっこさでファンも増え、仕事も一生懸命やり抜く努力家で、いつも前を向いて進んでいる彼は、状況をよりよく変えていく底力を持っていると思います。

 

 

熊谷に来てから桑原さんの身辺では、

 

 

震災前から患われていた病でお母さんを、続いておじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、自ら命を絶った同級生と、永久の別れが相次ぎました

 

 

 

復興は進んでいると言われていて喜ばしいことですが、こころの復興は?と考えると胸がふさがれる思いです。

 

 

 

 

建築を生業にしているわたしたちにできることはなんなのなかなぁと、改めて考えるこの日でした。

 

 

 

 

↓いまだ帰ることが許されない、浪江町の家がある近所の桜。

 

 

だれも愛でる人がいなくても、今年も変らず見事な花を咲かせてくれるのが、なんだかせつない。。。

 

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