↓当時の浪江町 画像提供はby桑原
福島県浪江町から避難のためにやってきた桑原さんが、築地住建のかけがえのない一員となって3年半が経ちました。
自身が建てた自宅がある区域は、いまだ帰還困難区域(立入禁止)です。
こちらのお客様からはきちんと挨拶をしてくれると言っていただき、ド素直さと、仕事へのひたむきさと、ナチュラルな人懐っこさで桑原ファンが増えています。
自分のことより人のことを常に優先する彼は、震災でウツになった友達の呼び出しに、友達を心配するあまり片道2時間強かけて何度も駆けつけていたのは、昨年のこと。
↓加須にいるおじいちゃん、おばあちゃんのもとへ、こうやってことあるごとに家族が集まるそうです。
大好きだったおじいちゃんも、先月この世を去ってしまいましたが、
おじいちゃんはきっと、娘(一昨年亡くなった桑原さんのお母さん)に天国で会えているねと、家族で話しているそうです。
↓浪江町のサクラは今年も変らず花が咲くのでしょう。誰ひとり愛でる人がいなくなっても・・。