床板の美学

OBさんのおうち2軒のメンテナンス工事や、リフォームもいろいろとおこなっています。

作業場では、桶川市の床張りのリフォームのため、杉の床板に保護塗料を塗布しています。

植物油100%の自然塗料で、ドイツからやってきました。

↓ドイツ語かよっ!

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↓まず最初にハケで塗り塗り。

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↓今度はウエスに替えて、塗料を床板に染み込ませるようにします。

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↓その後、きれいな布でふき取って仕上げ

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乾かすと、表面がツヤッツヤッになって木目が美しく表れます。

この拭き取りの工程をおろそかにしては、床板がツルツルッにならないようです。

まだあります。

現場に搬入する前、最後にもう一度一枚一枚表面を拭き取ってから束ねます。

乾かしている間にホコリが付着していると、ムク材は柔らかいのでキズをつけてしまうからだそうです。

コツコツ手を抜かない工程、床板の美学です。


モデルしてもらった桑原さん、近頃周囲から奇異な目で見られるようになってきたとか。

「あ~、ボクが半袖だからだなって。。」

廻りは不可解でしょが、本人はちょうどよいので、寒そうなんて見ないで、あたたかく(笑)見守ってくださいませ。

街で半袖見かけたら桑原さんです。

今年も彼の半袖スタイルは、年内いっぱいは続くでしょう。