木工教室では(開催10月ですが)、参加者さんがどんなところで苦労されるのだろうかとか、所要時間とか、事前の説明で必要なこととかを検証するため、
のこぎりも使ったことがない関口を実験台にしようということに、あいなりました。
↓ワタシ、仕事をしていたら作業場に連れてこられました。目の前には親子木工教室の制作物で『多目的で便利なボックス』の部材たちが並んでます。
↓最初に側面を組み、4方の出っ張りをのこぎりで切り落としていきます。
のこぎりやげんのうの扱い方の基本及びコツは、最初にレクチャーを受けます。
のこぎりは、脇を締めて、引くときに力を入れて切るのがコツですって。
そんなに簡単にはできませんって。。。
↓のこぎりを引く箇所は多めです。
そこで私、プロはどんな風にのこぎりを引くのか見せてみてってお願いして、その間休もうという魂胆です。
実際に仕事では丸のこを使うので、のこぎりを使うことはほとんど無いそうですが、皆は手の一部になっているようにのこを軽く操り、リズミカルで早いです。
↓ここで見物人が一人増えました。
銀行さん。
「さすが、社長はダントツで違いますね。年季が入ってます。」と。
ヘタクソなのはしょうがないでしょうとは、こころの声。
↓あ~、やっちゃた。材を傷つけてしまいました。
でも大丈夫。きれいに直せます。 大工さんが直してくれます。
↓側面完成。うれしい。いや、まだだから・・。
↓底の板をビス止めします。
げんのうは脇を締めて、手首のスナップを利かせて、垂直に下すのがコツですって。
そんな簡単にはできませんって。
↓最後はかんなで、角を削ってくれてます。
↓仕上げはペーパーをかけ、愛情をかけ、完成。
不器用でもこの完成度、どやっ!
所要時間1時間30分。大工さんたちは15分もあれば楽々にできるらしいです。
木工をたくさんの人に楽しんでいただきたいと思います。木工初めての方、不器用たも自分で思っている方大歓迎!木工教室でお待ちしています。
木工作業、クセになりそうです。
プロの巧みな技も、見てってください。