先輩大工が帰ったあとや、現場が遠くて遅く帰ってきたときも、一人後片付けや明日の準備をしている桑原さんです。
先週土曜日は同窓会出席のため、仕事を半日で上がって出かけていきました。
同級生が2人も、自らの命を絶ったそうで、
みなで集まろうと、急遽都内で同窓会を開催することになったそうです。
あの東日本大震災で、一瞬にして
ありふれたいつもの日常が奪いさられたのですから、こころに受けたダメージの大きさは誰もが想像でき、さぞかしつらくて不安もいっぱいだったと思います。
今年4月に、桑原さんが埼玉新聞社の取材を受けたとき
記者さんの「困っていることは?」の問いに
「友達が困っているときに、助けてあげられないこと。」と答えていたことを、
ふと思い出しました。
ムクの床と人もおんなじ
やわらかくて傷つきやすいのは・・。