大工入門 かんな編②

 

大工さんの道具のお手入れ風景、のぞいてみました。

 

↓使う砥石もいろいろあるみたい。

 

IMG_3737

 

 

が、ひとつ毛色の違うものが・・。

 

↓ペーパー台直し

 

 

これは、

 

IMG_3736

 

 

↓かんなの台の裏を

 

IMG_3744

 

 

↓平らに研磨するために使うそうです。

 

IMG_3749

 

 

かんなの台は木でできているので、使っているうちにすり減り、台が狂ってきます。

 

かんなの刃を完璧に砥いでも、台が狂っていては良い削りはできないので

 

正確できれいな仕事をするためには、かんなの台調整も重要になってくるそうです。

 

 

 

↓そして、台の仕上げのポイントです。

 

一部を(赤い矢印の箇所)ほんの少し、窪ませています。

 

さしがねを当てると、光の入り加減でお解りいただけますでしょうか。

 

大工さんの使う言葉で言うと、“すいて”いるのが見えますか?

 

IMG_3751

 

こんな繊細な技を仕込んでいたのかと、またひとつ驚きが増えました。

 

親方(築地)から教わったそうです。