職人さんたちが話す言葉は時折専門用語の羅列で、どこの国の人?ワケわかんないなと思うことがあります。
へェェ~おもしろいなぁと思う建築用語はたくさんあって、そのひとつです。
親子木工教室の製作物の試作品おもちゃ箱を作るのに、
ラフ図を見ながら築地がひとこと「・・これ、転がしてみるか。」
(えっ?材料転がしてどないすんねん。。)とツッコミます。こころの中で。
建築用語の“転がす”の解説は、部材が垂直ではなく傾斜している状態のことです。
↓ねっ、傾いているでしょう。(転んでいるでしょう。)
左右の転び度合いも違ってる。
↓デザインも転がりましたが、キャスター付きなので箱ごと転がります。
↓4本の脚が転んでいる、四方転びスツール。
金物は使っていなくて、これは大工の技術が必要です。
製作者 by大輔