ころんだ、ころんだ

職人さんたちが話す言葉は時折専門用語の羅列で、どこの国の人?ワケわかんないなと思うことがあります。

へェェ~おもしろいなぁと思う建築用語はたくさんあって、そのひとつです。

 

親子木工教室の製作物の試作品おもちゃ箱を作るのに、

ラフ図を見ながら築地がひとこと「・・これ、転がしてみるか。」

(えっ?材料転がしてどないすんねん。。)とツッコミます。こころの中で。

建築用語の“転がす”の解説は、部材が垂直ではなく傾斜している状態のことです。

 

↓ねっ、傾いているでしょう。(転んでいるでしょう。)

左右の転び度合いも違ってる。

IMG_3419 IMG_3422

 

↓デザインも転がりましたが、キャスター付きなので箱ごと転がります。

IMG_3393 IMG_3400

 

 

↓4本の脚が転んでいる、四方転びスツール。

金物は使っていなくて、これは大工の技術が必要です。

IMG_8598

 

製作者 by大輔