↓基礎に亀裂が横に走っているのは、今進行中の外部リフォーム工事中のお宅です。
屋根・外壁張り替えと同時に、耐震リフォームも行います。
引き抜け金物(ホールダウン金物)を全部で10箇所取り付けました。
地震による揺れで、柱が土台から抜けないように、金物でしっかり緊結しました。
阪神・淡路大震災で、木造建築の倒壊の原因に、基礎と土台の接合の弱さや、筋交の少なさがありました。
耐震金物取り付けましたよ、の、写真を取り損ねたことに気付いて、今あせってます。まずいぞ、と思ったら、もうふさいじゃったあと・・。・・・(゚_゚i)タラー・・
現場作業はとっとこ進んでいます。
↓構造用合板を張って、壁の強度も高めます。
そして、基礎に増し打ちをします。
↓鉄筋を配筋して、
↓コンクリートを流し込みます。
その後は床下にもぐって、基礎の内側から亀裂の箇所をエポキシ樹脂剤を注入します。
どうしても、住宅設備や内装という目に見えるモノや仕上げに、費用を使いたくなりますが、
まずは建物に必要な強度を確保してから、後ででも、設備や内装は質を上げていくことはできます。