さなえちゃん

大きな体で風を切って事務所入口にとっしん近づいてくるのは、

「あれ?さなえちゃん?」

入るなり

「今日は社長の顔だけを見に来たんです!!社長に会いに来ました!!会いたかったんですぅ。こちら方面に来たので前を通って社長の車があったら寄ろうと思ってたんです。」

上尾の現場のカーテン・内装工事で、初めて弊社担当としてお世話になったさなえちゃんですが、そのときこんなエピソードが。

階段の高い位置に付いている窓、手が届かないので開閉するためにチェーンがついている部品が大きく出っ張ってるので、内装会社の社内では誰もが「あそこは無理だよ。な~んにもつかないよ。」と言うなか、さなえちゃんが「いや、あの築地の社長ならなんとかしてみせます!」と言ったのだとか。

かくして社長のアイデアでこうなりました。

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板を取り付けてその板にシェードを取付。強度・デザインも考慮して。下から覗くと壁に付いていないのがわかります。

すっかりさなえちゃんに気に入られてしまった社長です。

帰るときに、年度の古くなったカーテンやらのカタログ数冊を抱えて持って帰ってもらいます。

社長「大丈夫か?」

さなえちゃん「はい、大丈夫です。私、腕力だけは自信ありますから、アハハ・・。」

社長「そうだろうなぁ。」(さなえちゃんには聞こえなくなってから)


体に比例して音量大きく、コロコロとよく笑うさなえちゃん、乗っている車が小さく見えます。