-
大工の目
築地の施工のハードルは高いです。 容赦なくやり直しを要求する場面が、今までにも数多くありました。 ↓時計を撒き戻し、1ヶ月前の画像なりますが、バルコニーの骨格が見えてきたとき 築地から「バルコニーもう一度下げ降り(おもりの付いた糸を垂らして垂直を見る道具)してみ。今ならまだ調整が効くから。」という指示がありました。 大工としての経験を積むことで、目が訓練され目が育ち、感覚が研ぎ澄まされて、1㎜2㎜ […] -
1F杉の床板張り
↓ふうぅぅ~美しい。ものすごくいい感じの床。。。 ↓首切り場面。誰かがリストラになるという話ではなくて、これは大工さん用語のひとつです。 丸太柱の根っこを、このように杉の床板30㎜分を、ノミで削って欠き込みを入れおきます。 型紙ならぬ、型ベニヤ板で丸柱の型をとって、床板を型ベニヤ板通りにカットして、はめ込んでいきます。 築地住建の現場ではよく見かけるシーンですが、大工さんとしてはハイレベルの仕事で […] -
活力の源
ちょっとひと休み~ベンチがつなぐ人と人“木のベンチプロジェクト”を勧めていますが、現在は仕事優先で、つくることをちょっとひと休み、しています。 ↓5月にベンチ1号を、熊谷市江南行政センター入口のバス亭に、2号・3号を籠原児童館に設置しました。 ↓そうしたら先日、熊谷市の職員さんが、身に余る感謝状を持ってきてくださいました。 いただくとうれしくて、残りのベンチ受け入れ希望先の分も早く造らなくっちゃと […] -
杉の床~割り付け
作業場でプラネットカラーを塗布した、522枚の杉の床板を現場に搬入し、床板張りが始まっています。 このとき、分別していた白太と赤身を、割り付けて張っていきます。 作業をしている職人のなかの職人ナベさんは、いつも頭と腕をフル活動させて仕事してます。 張ったそばから大事に養生されていきますので、全体が見られるのは、10月末の完成のときです。 床板を張るときも、壁に腰板を張るときも、この割り付けが仕上が […] -
このひと手間、ふた手間を惜しまない
↓小さな作業場が身動き取れなくなるほど、大量に搬入されたのは杉30㎜の床材です。 1階、2階、ロフト、全部合わせて522枚。w(゚o゚)w オオー! ↓これを1枚1枚、面取りをしたり ↓1枚1枚、しっかり浸透するようにプラネットカラーを塗布していきます。 ↓頬ずりしたくなるようにきれいな木肌の表情を見せられると、テンションあがります。 この後の工程は 乾かす→白太と赤身を分別する→それぞれの数を数 […] -
斜天井にウールブレス
グラスウールやロックウールは、ウールって名が付いているるけど、全然羊毛じゃない。 ビニールクロスは、クロスを名乗っていても布じゃない。 かにかまには、かにが入っていない。・・・このへんでやめとこ。 羽生の新築現場の断熱材は、ひつじさんの毛から作ったホンマモンの羊毛断熱材“ウールブレス”を使っています。 ↓約16帖のロフトの屋根面に、ウールブレス100㎜を隙間なく充填。ウールらしくふんわりとしていま […] -
外部リフォーム完工のお礼
4月から行っていました幸手市の外部リフォーム工事、今月完工しました。 ↓竣工記念として、築地住建オリジナルウッドプランターに、寄せ植えを創ってもらってプレゼント。 ↓ウッドプランターに、職人が仕事をした印としての焼印を押しますが、これが結構難しいらしい。 あぁぁ~、失敗しちゃった。 ↓気を取り直し、裏面でリベンジ。・・今度は焦げ焦げ。惨敗。 社内で焼印を押すのが一番上手なのは大輔さんです。 ↓寄せ […] -
思い切って希少材!玄関框
築地流は、いつも何やらサプライズがあるのが常です。 そのひとつ。 ↓『羽生の子供たちが健やかに育つ木の家』の玄関框に使う、ヤニ松です。 なかなか手に入らないものらしく、「ヤニ松だよ見て見て」と、築地が騒ぎ立てます。 見積で見ていた材よりも高価になるのですが、職人気質が強く、良い家を造ることが最優先で、予算オーバーなんぞになっちゃったって(汗) それが喜びになるようです。(Aさん、追加のご負担はあり […] -
下から目線
↓床下のねずみさんになった目線です。(『羽生の子供たちが健やかに育つ木の家』現場から) 図面上、当初計画にはありませんでしたが、ピアノ設置のため床の補強をしました。 ↓90㎝角材を新たに3本、床下にもぐっての施工で取り付けし、補強しました。 ↓そして、羊毛断熱材(ウールブレス)を敷きつめます。 築地住建では初めお目見えの断熱材です。 羊毛を原料とした自然素材の断熱材で、調湿機能が期待できます。 木 […] -
玄関サッシ入れ替え
熊谷市内のお宅のリフォーム、玄関引き戸サッシの取替え工事でした。ちゃんちゃん・・。 と、簡単に書いちゃったらバチが当たります。(笑) ↓玄関サッシ上端が天井ギリギリで、納めるのに苦労があったり、 鍵がかからないというアクシデントにお見舞いされ、作業が終わって事務所に帰ってきたのが、夜8時を回っていたりとか。 ↓また、一列だけのタイル補修工事をする際、何十年も前のその同じタイルが、奇跡的にもタイルや […]
ブログ
工事の進捗状況をはじめ、ふだんのお仕事のこと、お客さまやスタッフのことなど、築地住建の日常をコツコツ書いている不定期更新のブログです。
コメントもお待ちしています♪