大工の目

築地の施工のハードルは高いです。

容赦なくやり直しを要求する場面が、今までにも数多くありました。


↓時計を撒き戻し、1ヶ月前の画像なりますが、バルコニーの骨格が見えてきたとき

築地から「バルコニーもう一度下げ降り(おもりの付いた糸を垂らして垂直を見る道具)してみ。今ならまだ調整が効くから。」という指示がありました。

MEMO0005

大工としての経験を積むことで、目が訓練され目が育ち、感覚が研ぎ澄まされて、1㎜2㎜の誤差さえも見えるらしいのです。

じゃあ大工だからなんでも曲がっていたり、ゆがんでいたりするのが許せないのじゃないかと思うのだけど、

事務所に来られた方はご存知のように、築地の机の上は、モノが曲がりっぱなしです。^^;