お引き渡し後の家で、ご家族が楽しそうに暮らしていらっしゃり、変わりなくおつきあいいただけるのはうれしいことです。
ご連絡いただいていた、何ヶ所かの引き戸の不具合を直しにお伺いしたときの様子です。
方立て(柱のない壁などに建具を取りつけるために立てる縦長の材)をカンナで削ったり
↓別の引き戸を外してきて、不具合のある場所にはめ込み、開け閉めを試してみたり
↓“下げ降り”を垂らして、垂直かどうか検証してみたりしてきました。
小さなお子さんが、大工の削ったカンナくずが食べられそうだと、興味深そうに見守ってくれていたそうです。
そうそう、美味しそうな花がつおに見えるんですよね・笑
ムク材の特性を理解してくださるお施主さんは、多少おおらかにかまえてくださいます、が・・
それに甘えることなく、造った大工の看板がすたるとばかり、築地が一部の建具については建具製作側と交渉に入ります。