数日前『ブラタモリ』(NHK総合)という番組を途中から偶然見ました。
色々チャンネルを変えていたら“松杭”という言葉が耳に飛び込んできたからです。
タモリさん達がブラブラ散歩しながら、いろいろと紹介するという番組のようです。
番組の中で、明治時代に工事をしたという丸の内の鉄道高架のことが。
当時、松杭を19000本も打って地盤を強化し造り、現在も上を実際に電車が走っています。
最後にそのガード下のお店に入って、タモリ達が飲む生ビールが美味しそうでした。(笑)
“松杭”と言えば、社長から何度も聞いたことがある話のひとつに、「Tさんちを建てるときは元が田んぼだったから、こんなデカイ松杭を何本も打ったんだよ。でも30年経っても建具ひとつ狂うことないよ。」という“松杭ばなし”を思い出します。
TVCMも見かける、同じ丸の内に今年の春、美術館やカフェになってオープンした、新三菱一号館の復元工事のとき、地下から100十数年前に打った松杭が出て来たそうです。
弱い地盤に松杭を打つ!これは古くから行われている方法だったんですね。
松杭が100年以上も大きな建築物を支え続けているのかと思うと感動です。
大黒柱は樹齢100年近い杉の丸太です。