御見積明細の中に“びんた込み”というのがあります。
お客さま
ビンタはいりません!痛いですし、外してください。
会長
どうしても必要なのでビンタをやらせてください。
という会話は実際にはありません。
ビンタとは、梁の幅よりも柱の幅の方が大きい場合、ツノのようなものが伸びている部分のことを言うそうです。
平手打ちの痛いイメージしかありませんが、木組みを美しく魅せています。
大黒柱があるあなたのお宅にも、ビンタが伸びている柱があるかもしれません。
おもしろ建築用語、こぼれ話でした。
※ビンタのビンは頭髪の鬢(びん)で、耳際の髪の毛のことだそうです。