玄関ホールの床板貼り替えリフォームをする、H様邸玄関框を加工しています。
↓以前のブログ記事“Happy Wedding”から、「桑原さんタイに行っちゃったのぉ?」と、お客さまからご心配をお祝いの言葉とともにいただきました。桑原さん、このとおり日本国埼玉におります、築地住建におります、生きとります。
↓手かんなの威力と魅力はすごいです。
かんな掛けした後の木肌は、見目麗しくツルツルピカピカ、まるでオイルを塗ったかのよう。
大工さんに教わりました。手かんなで仕上げた木の表面は水をはじくそうです。見た目にもこれははじきそうです。
切れるかんなの刃で削った木肌は、繊維、細胞膜壁を傷めることがないので、水を吸収しにくくなり、表面にできた水滴は、ガラス面の水滴と同じ時間で蒸発するそうです。
そこにはデリケートなかんなを、精度高く仕上げることが必須です。
見ていると簡単そうですが、非常に奥が深いかんな。技術を習得するまで、日々修練を重ねてきたことに敬意を覚えます。
↓大工さんが使っている、かんなの刃を砥ぐ仕上げ砥石。使い始めのころはこの厚さだったものが
↓数年経つと、ここまでに減ってしまいます。がんばりの量です。
↓最後に新人森島くんが作った砥石台の紹介。「うまくできたね。」と棟梁から褒められた一品。