地盤調査の結果、地盤補強工事が必要と出ましたので湿式柱状改良工法で行います。
近隣データにより想定し、お施主さんのショックが軽くなるよう当初資金計画時に予算を組んでおいていただきました。予算内で納まり、おつりが少し出るくらいでほっとしました。
前の道路が通学路になっているので、こどもたちの通学前に重機を敷地に搬入ておいて待機。職人さんの朝は滅法早いのですがそれでも早い。
通学時間が終わるとおじさんたちは作業開始です。
設計計画通り、直径50㎝柱状杭を深さ6m~7.5mを、35本の杭を打つ工事です。
↓セメントミルクを精製するプラントで、ちょうど追加のセメント系固形材を投入しようとしているところです。
このとき大量の水が必要ですが、お隣のお施主さんのご実家からお水を頂戴してます。
↓大きな装置、攪拌機で地面を掘削して穴を開け、固形剤を流しながら周囲の土と混ざるよう撹拌して、セメントの柱を作り上げていきます。
この柱が地盤の固い支持層に到達して、建物を支えます。
↓レベル確認
硬化までの養生期間を1週間置き、基礎工事を着工します。
↓作業の合間に、年配作業員さんが若い人に「背中もんで。ここ、ここ、ここらへん。」みたいなジャスチャーをして、若い作業員さんがおじさんの背中もんであげてました。いいね。
“なかよし”の一幕でした。