↓2台の放射線量測定器を持って事務所に来てくれたのは、桑原パパです。
これから『たたみリビングの家』の材料を、桑原パパに線量計で放射能を計測してもらいます。
これは空気中のガンマー線を計測する機器で、単位はマイクロシーベルト、だそうです。
ここで手始めにと、桑原パパによるパフォーマンス。
↓南相馬市から採取してきたというビニル袋をプラスチックケースに入れたものを桑原パパが計測器の先を当ててみると、けたたましく電子音が鳴り続け、放射能の強さがうかがえます。
↓針が一気にぐ~んと高い数値を指し示します。
↓事務所内での針の位置はここでした。
そしてこんな一言を付け加えました。「ここに今も人が住んでいるんですよ。」と。
↓まず、作業場内に搬入してある、玄関とバルコニーの下に張る予定の杉の軒天板を計測してもらいます。
正しく測定するには、最初に空気中の放射能を測ってからだよって。
↓そして杉板の測定にかかりました。
計測器は時折、ピッ、ピッと電子音を鳴らしています。
↓次に一同、プレカット工場へ移動します。
工場内には上棟のための材木が入っています。プレカットする前の段階です。
お施主さんのご希望で、材木は西日本産のを使いたいとのことでしたので、構造材たちは四国からやってきました。
お施主さんと一緒に計測していきます。
結果はいずれも安心していただける数値で、0.034くらいだったでしょうか、あれ?違ってたら当日の関係者さん、ご指摘くださいな。
桑原パパに、放射能のことを解りやすく説明していただき、たくさんお勉強することができました。
今日もパパはきっとどこかで、線量計を使っているのでしょうか。