水、水、水、水盛り

 

 

建築に携わる人たちが日々当たり前のように使っている、専門用語の羅列は、

 

もはや違う国の人の会話のようです。

 

私もエラそうなことは書けませんが、難しい用語と戦ってみます。

 

御見積の基礎工事の項目の中に『水盛・遣り方』がありますが、不思議な名前でなんのことやら想像がつきません。

 

 

 

↓それがこれ。(画像クリックで大きくできます)

 

水杭(みずぐい):これから建つ建物の周囲に打つ杭。(土に突き刺す棒)

 

水貫(みずぬき):水杭に打った細長い板。

 

水糸(みずいと):水貫の上に張った糸。この糸は基礎の中心を示していますので、この糸を目安にして基礎を作っていきます。

 

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揃いも揃ってなんで名前に水がついているのでしょうか。

 

それは水平の水のことだそうで、水平をとる作業が水盛(みずもり)。

 

そして水杭、水抜きを打って、水糸を張る作業が、遣り方(やりかた)と言うようです。

 

 

少し理解できると“楽しいぞいえづくり”です。

 

お客さまには“楽しいぞいえづくり”を目指してもらえるよう心がけます。

 

さいたま市みぬまの現場からでした。めぬまじゃないよ。

 

 

 

↓ブロック塀の向こう、小さな屋根の先端がのぞいているお隣さんは、今日はお昼ねちゅう。。

 

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