キッチン設置完了です。
↓背面式キッチンは料理を作って振り返ったらすぐテーブルが近いので、配膳や盛り付けが楽です。
食器を運ぶときはいちいち廻りこまなくてよいので、動線が短くてすみます。
↓和室からリビングを見る視線の正面に、造作したカウンターで縦長のふたつの窓の間に、TVの居場所を確保しています。
そのカウンターの両端には、やはり造作した棚。
ここにはご家族の、普段使いの小物などがいろいろ収納できそうです。
床、壁、天井、建具の接合部に用いられる、内部の納まりのための部材たちのことを、造作材と呼ばれているのですが
普段はあまり意識されないこの部材たちが、空間のたたずまいを造る重要なポイントです。
建具枠だったり、廻り縁、巾木、額縁、鴨居、畳寄せなどなど・・。
↓その部材のほとんどを、大工さんが作業場で加工していました。
↓こうやってここに至るまでの下ごしらえが結構たいへんで、大工技術が、さりげなさの中にたくさん秘められいます。
↓床・壁、天井を板張りに仕上げた洗面所です。
木の調湿効果と殺菌効果で、カビも防げそうです。
養生を全て撤去して、全貌があきらかになるのは、もうすぐです。
施主さんは完成目前で「はじまってみるとあっという間だった、いろんなことが密度濃くあったなぁ。」と、ご夫婦で感じあったそうです。