外壁の下塗りが終わり、十分な養生期間を置いて、仕上げ材を塗っていきます。
↓原料のシラス(白州台地の火山灰のシラス)を
↓大きなバケツで水と合わせて、ハンドミキサーのデッカイ版でよくかき回します。
↓練り上がった材は、ひしゃくの大きいので足場の上に置いた平らな箱に移します。
↓見事なコテさばきで、壁に塗っていきます。
左官職人さんの動作は機敏で、実にリズミカル♪
ざっくり塗っているように見えても、これが均等に数㎜(8㎜だったかな?)を塗り上げています。
機会を使ったかのようなこのなんちゅう~正確さ!
↓乾いたら掻き落し作業が始まります。
表面を、剣山のような左官道具を使って、掻き落してテクスチャーをつけます。
↓左官やさんがガリガリガリガリ掻き落すと・・・・、ボロボロとクズが下にこぼれ落ちてきます。
下に落ちた小さな粒たちを手にとってみると、とても軽いです。
左官職人が伝統的工法で、大きなキャンパスとなる壁に技を披露して完成させていくと
外壁がとても素朴な味わいとして、現れました。
100%自然素材で、100%手仕事作業でした。