上棟のあとは木材を雨から守るために、すぐ屋根工事です。
下地は防水のためのルーフィングを張って、瓦が屋根に上がりました。
三州瓦 和型 銀黒 (撮影者=影=社長)
屋根と外壁が接する箇所を、雨水の侵入を防ぐために銅版で防水措置をとる(捨て谷)は重要なポイント。見えなくなってしまうので”捨て”なんて呼ばれるらしいのですが、君は屋根の上で重要な役割りを果たすのだから、見捨てないで書いておくよ。
瓦が葺き終わるとこいのぼりのうろこのような模様に美しく仕上がります。
葺き上がりは縦、横、斜めにびっし~とラインが通っていなければいけないと、以前社長が言っていましたが、125号線沿い(行田市)のレストランの大きな屋根の洋瓦は、斜めの角度から見ると、ラインがゆがんでいました。なるほどこういうことかと理解しました。