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腕のよい職人の動き
職人の動きを見ると、腕のよい人、まだ未熟な人が判るんだということを、以前築地が話していたことがあります。 せかせか忙しそうに動いている人は、一見仕事ができるように見えますが、それは段取りができていない、腕が悪い。 ゆったりと動いている人は、仕事が遅そうですが、実は段取りがしっかりできているので、効率が […] -
大工入門 かんな編②
大工さんの道具のお手入れ風景、のぞいてみました。 ↓使う砥石もいろいろあるみたい。 が、ひとつ毛色の違うものが・・。 ↓ペーパー台直し これは、 ↓かんなの台の裏を &dar […] -
大工入門 ~引くの?押すの?かんな編~
削る道具の代表選手、かんなです。 使用用途に応じて、いろんな形状があるらしいです。 ↓左の3つはよく見る平かんな。板を削るときに使用していますよね。 一番右のちょっと小さなサイズは、際(きわ)かんな。 ↓更にちっちゃなミニかんな   […] -
大工さんの使う、えんぴつ
そばで、おもむろにえんぴつ削りだしました。 ↓見せてもらいました。 ↓おやっ?、一面だけが真っ平らになるような削り方なんです。なんで・・?。 ↓それは、平らに削った面をぴたっりおっつけ、えんぴつをスライドさせて線を引くため、だったのでした。 その他、用途に合わせて違う削り […] -
道具の手入れ~刃物砥ぎ
とある日の夕方のワンシーン。 大工がいい仕事をするには、カンナなどの刃物を砥いでおいたりと、道具の手入れは重要です。 ↓粛々と続ける研ぎの作業。 研ぎ10年と言われるくらい、思うように砥げるようになるまでに10年かかるぐらい大工の基本中の基本で、また、砥ぎ一生とも言うほど奥が深いようです。 ここでちょいとついでにって、包丁を研いでもらうとものすごく […] -
ころんだ、ころんだ
職人さんたちが話す言葉は時折専門用語の羅列で、どこの国の人?ワケわかんないなと思うことがあります。 へェェ~おもしろいなぁと思う建築用語はたくさんあって、そのひとつです。 親子木工教室の製作物の試作品おもちゃ箱を作るのに、 ラフ図を見ながら築地がひとこと「・・これ、転がしてみるか。」 (えっ?材料転がしてどないすんねん。。)とツッコミます。こころの中で。 建築用語の“転が […] -
仕組みをのぞいてみる
コンコンと木を刻む音や機械音など、心地よい道具使いの音が聞こえてきます。 刻みを入れて、木を組み合わせる技術です。 ↓これはふたつの材がピッタリとかみあって、ひとつにつながった状態 ↓それをバラシした状 ↓中のメカは不思議な形を見せています。 昔の大工が長い年月かけて、試行錯誤を繰り返して生まれました技術で、その知恵を受け継いできています。 ↓ […] -
伝統工法
連休明けから、一斉に3人で刻み加工が始まっています。物置(2階建て)新築の材料たちです。 ↓これぞ技術系工務店(言い切る!)の図。 他の2人は作業場の中でかくれんぼ(撮った画像の作業場内はやたら暗い)していますので、 ↓明るさ調整しましたら現れてきました。 ↓ベニヤで型紙ならぬ型ベニヤ作り 刻みは手間がかかり、高い精度が要求されます。 ↓この出っぱった部分を […] -
チビノミ
↓『ノミを研いでいるひたむきな姿』をかっこよく撮ったつもりが、完璧、ボケボケで許してください。m(_ _”m)ペコリ 大工さんは、よくこんな風にして刃物を研いでいます。 この研ぎが上手くなって、大工は1人前だと聞いたことがあります。 ↓研いで使い、研いで使いを繰り返すうちに、とことん使い込んだノミは、こんなに小さくなっていました。 ↓今使っている同じ種類のノミと、背丈比べをしてみました。 使い手 […]