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和菓子店上棟
良い建物を造るには、良い材料を使います。 良い材料を見分けて、ピタっと見事に納まるようにコンコンと刻み、丁寧にかんながけをしていた部材たちが、勇ましく組み上がりました。 ↓頭上に、ごっつい立派な梁を化粧として活かした、木造空間となる和菓子店です。 ↓築地もこの日は入院先から外出許可をもらって、現場にやってきました。 ↓施主様が建物の四隅にお酒を撒き ↓それに続いて、和菓子店2代目(左)と、工務店2 […] -
上棟前日
土台敷きが終わり、マグサやら、柱が立ち並び、明日の上棟を控える現場です。 えっ?小さい?・・・ですか。はい、9.26坪なのでちっちゃいです。しか~し、ひとつひとつの部材は大きいです。背(高さ)が390㎜もある大きな梁も入ります。 うわべだけ体裁良く作られている、なんちゃっての木ではなく、本物のムク材を使って作り人の精魂込めたと技と、ムクの温もりある質感を、訪れたお客様にも感じてもらえる、小さくも志 […] -
加工が終わり・・建て方準備へ
新築する店舗は入口から手前側は真壁仕上げ、奥は多くの棚が必要なので大壁仕上げになります。 ↓化粧として見せる梁や柱、桁に塗装を施しています。 ↓塗装前は、カンナをかけたりして、丁寧に仕上げていきます。ムクは磨けば磨くだけ輝いてきて、美しい味わいを見せてくれます。 ↓こうして全ての部材を手塩にかけて加工し終わると、上棟現場へ搬入するためにユニック車に積み込んで、建て方の準備です。 現地では、またまた […] -
入念な仕事、続きます
毎日粛々と続けられている『9坪の和菓子店』の刻み加工です。 ↓部材同士が組まれる仕口や継手部分に、様々に複雑な形をした出っ張りの加工が、精密になされています。 何百年前から使われている伝統的手法の数々です。 ↓ちょっと複雑で難しい加工に取り掛かります。まず、まる柱にホゾを作っています。 ↓タイコの桁に開けておいたホゾ穴に、まる柱が刺さります。 ↓仮組みをし、細部にわたって微調整が繰り返されます。 […] -
高級ブランド品
↓作業場にユニック車で搬入された大物の“ブツ”は、吉野杉という高級ブランド品の銘木です。 ↓さすが色艶も良くって、目を引く美しさです。 6.5mあり、たいこ落とし(丸太の両側が引き落とされて、断面がたいこのようになっている)の、まことに見事な桁です。 “9坪の和菓子店”の材料刻み作業は続いています。 上棟まで1週間を切りました。みんながコツコツと技の限りを尽くして木に立ち向かっています。 手仕事で […] -
伝統的技法です
墨付け~刻み Ⅱ ↓梁となる2本の材が1本に接合されました。が、その接合部の内部は複雑なメカニズムなっています。 接合させるための“継手(つぎて)”と呼ばれる技法のひとつで ↓追掛大栓継(おいかけだいぜんつぎ)と言い(エラそうに書いてますが教えてもらいました^^;)、強度としては最強のものです。 プレカット(機械加工)では見られないものです。 ↓ここで最も重要なのが、この角度から見て中央の墨付けさ […] -
始まりました 墨付 刻み
ギュキュ~~~~~ン コンコンコン・・・ 朝から威勢よく、丸のこ、ノミを使う音の合唱に、気持ちもワクワクしてきます。 ↓築地が墨を付け それを若手2人が刻んでいきます。 ↓左はチームtukiziに仲間入りしてくれたKさん。福島県浪江町の出身です。後々、おいおいと紹介しますので、今日のところは顔なしで・・(笑) ↓1時間後。 一番の大物を仕上げています。 ↓30分後 ↓更に30分後 ↓お昼休み後 ↓ […] -
墨付け・・・その前に
今月上棟が決まった『9坪の和菓子店』の墨付準備が始まった模様です。 ↓この黒いのが大工さんが使う墨壷。ズームインしてみると、この中にギュウギュッと綿を詰め、その綿に十分墨を含ませてあるようです。 ↓“墨付け”、その前に、築地が板に何やらお絵描きし始めました。 ↓描き上がったのは、平面図と小屋伏図。「大工はこれだけの図面で、家を建てることができるんだ。」とびっくりなことを言いいます。頭の中が3Dな世 […] -
神のみぞ知る
先週のアド街で“花パン”が登場していました。 群馬県桐生市のお菓子だそうで、ちょうど先日社長が打ち合わせで伺った先で、「花パン今出来たてだから美味しいよ。」と言われ、「じゃ5つください。」と言ったら5袋だったそうな。(笑) で、スタッフ1人1袋ずつもらいました。 ↓そこの和菓子屋さんのお仕事させていただけるかどうかは・・・神のみぞ知る、です。 築地住建で施工が決まれば、ブログに工事状況をUPします […]