おてんとさんにも励まされ暑い“Otaの家”上棟の日、ようやく陽が西に落ちてきた頃
↓棟に塀串を立てて上棟式の準備です。簡略ですが、大切なお住まい建築に際し、建物に災禍が起こることなく、末永い幸せと繁栄を念願します。
壁がピンク色なのは、断熱材(硬質吹付ウレタン60㎜)です。あらかじめ工場で壁パネルに吹付られて現場に搬入されてきます。
ちゃんと日本の伝統技術を守りながらも、効率的なパネル工法です。
↓ご主人さまは、職人さんとお揃いの『地の家半纏(注)』を着用していただき、職人さんたちと一緒に
↓屋根の上。
↓四方固めの儀。ご主人が屋上から建物の4隅にお米を撒いてお清めです。
当初冗談めかして見せられていた、屋根の上に上るんかい(実際にはこんなことおっしゃいません)、という少しの躊躇などどっかに置いてきた?ような、この清々しい決め姿!
↓晴れ晴れしく地面に降り着き、記念撮影と
↓奥様も地の家半纏を羽織っていただき、記念のショットです。
建築工事中の大きなけじめでした。おめでとうございます。
注:地の家袢纏とは、地域の住まいは地域の工務店が造り、家がある限り地域の工務店が家守りをしていくことを、全国の工務店がネットワークを組んで啓蒙活動をしています。上棟の儀では、その心構えをお誓いするため、お揃いの袢纏でお施主さまとお祝いをします。
「地の家」というのは、「地酒」「地鳥」「地魚」みたいな・・。