↓和風のたたずまいを持っている、現在の玄関ポーチ。
↓正面から見ると、一部瓦葺きの屋根の重みでかなりのゆがみが見てとれます。
こちらを新しく造り直し、再生させるのが今回のミッション。瓦を降ろし解体作業から・・。
↓そして、銅板一文字葺きとし、相当軽くなって新設屋根が完成しました。
↓桧の柱に杉の野地板。
以前と同じように美しい木の屋根が蘇り、おかえりなさいとやさしく住人を迎えてくれます。
庭の木々の緑も、木の屋根を引き立たせています。
↓銅の鎖樋。
銅板の屋根と一緒に、今のピカピカの輝きから、すこしずつ落ち着いた褐色に変わって、更に数十年経つと、緑生と呼ばれる奥深い緑色に変わっていく、その変化の味わいが楽しめます。(何回書くねんていうくらい、銅を使ったときはいつも同じこと書いてる気がします・苦笑)
既製品を使ってポンポンと造るのと違って、
こういうのが、技術やワザを持った職人大工がいる工務店の仕事なのだと思いました。