屋根の瓦葺き工事が終わって銀色に輝いている『たたみリビングの家』です。
目を引くほどのまぶしさを放つのは、「レムミラー96」という遮熱シートを張っています。
外部からの熱線を約96%カットできる、遮熱シートです。断熱材だけでは防げなかった部分をしっかりカバーします。
これは宇宙服から、住宅の省エネのヒントを得て研究開発されたものです。
船外活動する宇宙飛行士が着ている宇宙服は14層になっていて、そのうちの7層がアルミ蒸着された生地でできているそうです。
宇宙ステーションの廻りは、太陽光のあたる部分の温度が、120度
逆に、光が当たらないところでは-180度まで下がり、その差は300度です。
宇宙飛行士がこれだけの熱影響を受けないで作業できるのは、このアルミのおかげなのだそうです。
家が宇宙服をまとい、厳しい暑さの熊谷の夏も家の中で快適に過ごせるよう、住まいも進化してます。
遮熱というと暑さ対策だけのように思いがちですが、宇宙飛行士の船外活動のように、真冬の冷気も遮断してくれます。
光熱費はできるだけ抑えたい・・。
∠(・_・)ラジャ
ギンギラギンがしっかりミッションを遂行してくれます。