↓ウロコのようにきれいに並んで葺かれた瓦屋根を見ると、この歌が頭に浮かんできます。熊谷現場です。
↓雪止め瓦
↓端っこの(ケラバ)瓦は針金で固定
↓軒先の鼻には、まあるいおまんじゅうを付けたような万十瓦。(横からの写真でまんじゅうも側面だけ)
いぶし銀の落ち着いた屋根構えです。
瓦屋根を見ていると、瓦せんべいや瓦饅頭を連想させるのでした。
きれいな瓦屋根が出来上がるには、“瓦割り”をするという、人知れずの裏の苦労があります。
瓦を何枚も重ねてエイッっと掛け声と共に割る・・・なわけはありません。
瓦の割り付けを計算して、軒の出や破風の出を決めておくらしいのですが、
「これがきれいに決まると、気持ちがすっきりするんだ。」と築地は言います。