天然っぷりを多いに発揮し、周囲からつっこまれる『がんばってんねんクワバラさん』のコーナーです。
いつどこで地震が起きてもおかしくない状況で、いつわたしたちだって被災者になるかわかりません。
でも、福島原発事故は人災と言われています。
原発から13キロだった自宅は、自らの手で新築したばっかり。
たった3年で、新築した家を出てこなければならないやりきれなさは、胸の奥にしまっているのか周囲には見せません。
妹さんの結婚式に出席するために、クワバラさんは金曜日、仕事が終わると「社長、明日はお休みいただいて申し訳ありません。」と深々と頭を下げ、急ぎ足で仙台に向かっていきました。
月曜日には、写真付きでその報告をしてくれました。
避難のためにバラバラになっていた家族や親戚が、久しぶりに集まって、涙あり、笑顔ありの、とてもよい結婚式だったそうで、いっぱいの幸福感がわたしたちにも伝わってきました。
新郎さんは、家に居た祖父母、そして両親を助けるために家に戻ってきたお父さんの3人を、津波で亡くされています。
↓3人の生まれ変わりだと言われている、今年生まれた2人のあかちゃんは、きっと廻りをみ~んな笑顔にしてくれるはず・・。