毎日粛々と続けられている『9坪の和菓子店』の刻み加工です。
↓部材同士が組まれる仕口や継手部分に、様々に複雑な形をした出っ張りの加工が、精密になされています。
何百年前から使われている伝統的手法の数々です。
↓ちょっと複雑で難しい加工に取り掛かります。まず、まる柱にホゾを作っています。
↓タイコの桁に開けておいたホゾ穴に、まる柱が刺さります。
↓仮組みをし、細部にわたって微調整が繰り返されます。
こういったことができる腕の確かな職人は、なかなかいないのだとか。
難儀なことを、いつも何食わぬ顔でサラっとやってのけるのが、うちのナベさんです。