伝統的技法です

墨付け~刻み Ⅱ

↓梁となる2本の材が1本に接合されました。が、その接合部の内部は複雑なメカニズムなっています。

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接合させるための“継手(つぎて)”と呼ばれる技法のひとつで

↓追掛大栓継(おいかけだいぜんつぎ)と言い(エラそうに書いてますが教えてもらいました^^;)、強度としては最強のものです。

プレカット(機械加工)では見られないものです。

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↓ここで最も重要なのが、この角度から見て中央の墨付けされているラインがビシッと通っていること。継手部分がたわんだりしていないこと。

もしそうなったら墨付け又は刻みが正確でなかったということになるそうです。そしてそれはもう直すことは不可能なのだとか。

ご興味ある方は下の画像大きくしてみてください。きれいに1本のラインが通っているのは、墨付けと刻みの精巧さから生まれているものです。

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↓何やら協議中

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↓内容はこのホゾ穴みたいだっ。

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↓バラして、微調整のため又手を加えられていきます。

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大工技術の冴がなければ出来ない、精度のいる仕事です。

『9坪の和菓子店』の墨付け・刻み