↓大建工業のフローリング材の見本です。
↓一般にフローリングと呼ばれているのは、断面の画像のように薄い板を何枚も張り合わせた合板のことを言います。
一番上に天然木を張ってあるものでも、1㎜にも満たないスライスした薄い板を張って、その上に樹脂系塗料を塗ってあります。
樹脂加工してあるので硬くてキズや汚れやシミが付きにくいですが、湿気に弱いので腐りやすくて耐久性に欠けます。
↓築地住建で最も多く施工しているのが、赤松のムク板です。
1枚板で30㎜もありますから、かなりゴツくてずっしです。(合板のフローリングは厚さ12㎜)
ムクは合板にはない調湿機能があって、柔らかいのでキズがつきやすいですから、夫婦げんかのときは物を投げないでください。
合板よりも5倍程の耐久性があるので、とっても長生きしてくれます。
目を瞑って両方手で触れて比べると、ムクは柔らかさ暖かさがあり、一方合板は硬くて冷たくベタベタします。
お勧めは、言わずもがななことですが、キズやシミがつきやすいことをもってしても、ムクの感触の良さには余りあります。
なので、もっといっぱい皆さんのお宅にムクの床板を張らしてください。
最後はお願いになってしまいました。(*゚.゚)ゞポリポリ