外壁工事が始まりました。
↓厚さ14㎜の3×10板(さんとうばんと呼ばれ、3尺×10尺の板のこと)の防火サイディングを張り、リシン吹付け仕上げです。
1尺は303㎜ですから、909㎜×3030㎜の、タテ長の大きな無塗装の(吹付け仕上げなので)サイディングです。
建築に使われる単位は尺貫法なので、大工さんたちの会話はいつも、尺や寸という言葉が飛び交ってます。
1尺の10分の1は1寸なので、お椀に乗った一寸法師は約3㎝です。
話それてます。↓塗装やさんが作ってくれた、外部の軒天や面格子の木部に塗装する色のサンプルです。
外壁のリシン吹付けと、外部の木部の色をどう調和させて、落ち着きのある外観に仕上がっていくのでしょうか。
自然素材を使っていますので、年月と共に変化してなお味わいが増し、先人の知恵を活かして、軒を深く霧除けのある外観です。