この話題で3月頃より、業界周囲がかまびすしいです。
今世界的な木材不足なんです。ウッドショック(第3次ウッドショック)と呼ばれています。オイルショックならぬね。
TVのニュース番組でも取り上げられていますので、今お家を建築予定の方は、非常に敏感になられています。
お打合せ中のお客さまより続けて、木材高騰(それも過去に例をみない程の高騰っぷり)についてのお尋ねがあり、予算内に収めるために減坪のお申し出だったりします。
↓構造材である梁に米松を使用しますが、この米松がアメリカから輸入できなくなり、材不足・価格高騰になっています。これが構造材だけに限らず一般材も高騰してます。
やばい状態です。
今後の見通しは不透明で、この状態は長期化すると言われています。
が、いつかは落ち着きます。
今はあちゃぁ~というこんな状態ですが
わたしたちはお客さまの未来の暮らし計画に、一緒に向き合っていきたいと思っていますので、この状況を少しでもご理解いただけましたら幸いです。
【ウッドショックの背景について】
・新型コロナが発端で、テレワークのためアメリカ郊外で住宅建築がとても活況になり、アメリカが日本向けに供給するはずの米松がストップした。
・コンテナ不足。コンテナ運航がアメリカー中国への航路に集中して、日本向けが確保しずらくなって運賃上昇につながった。
・代替材として国産材に目を向けられるが、生産が追いつかなくて不足・価格高騰。
需要と供給のバランスが大きく崩れてしまって、価格の変動が起こっています。