職人の動きを見ると、腕のよい人、まだ未熟な人が判るんだということを、以前築地が話していたことがあります。
せかせか忙しそうに動いている人は、一見仕事ができるように見えますが、それは段取りができていない、腕が悪い。
ゆったりと動いている人は、仕事が遅そうですが、実は段取りがしっかりできているので、効率がよくて、結果仕事が早くてきれいで正確なのだそうです。
例えば2階での仕事をする場合、道具と材料などを全部2階に上げてから仕事をすべきですが、
そこができていないと、いちいち下に取りに降りることになり、いっぱい動いているように見えて、効率が悪くミスも多く仕事が遅い、とか。
腕のいい職人は、段取りや動きにムダがないから、ゆっくりしていても効率がよい。
これはどんな職種にも言えることだと思いました。
私も、バタバタと動く(廻りはきっとはためいわく)、あせって早口でしゃべりまくります。
そういう人は余裕がなくて、どっかに問題があります・笑 ヾ(_ _*)ハンセイ・・・