家造りをされる方の数だけ、家の形や間取りはあります。
大工が造る家造りは大量生産の工業製品とは根本的に違って、大工の手でひとつひとつ手間かけて造り込んでいきます。
↓熊谷現場です。
屋根の上で、屋根防水アスファルトルーフィング張り作業が終わったのは、上棟2日後の朝から雨が激しく降る中でした。
雨から守ろうと、今ここでやっとかねばならぬと、雨と格闘した作業後はビッショリになって震えて事務所に戻ってきていました。
↓そして瓦葺き工事が始まります。
柱と梁ががっちり組み、屋根に瓦を乗せる、これぞ日本家屋です。
シブイいぶし瓦で建物の顔的存在の屋根を、キメます。
どんな材でも完璧なメンテナンスフリーは無理。
でもその材が10年しか持たないのか、30年以上持つのかの違いです。
住まいをいつまでも丈夫できれいに保つには、いっときの安さだけでなく、メンテナンス費用も含めて、長~いスパンで考えたいです。