築地流は、いつも何やらサプライズがあるのが常です。
そのひとつ。
↓『羽生の子供たちが健やかに育つ木の家』の玄関框に使う、ヤニ松です。
なかなか手に入らないものらしく、「ヤニ松だよ見て見て」と、築地が騒ぎ立てます。
見積で見ていた材よりも高価になるのですが、職人気質が強く、良い家を造ることが最優先で、予算オーバーなんぞになっちゃったって(汗) それが喜びになるようです。(Aさん、追加のご負担はありませんので、ご安心ください。)
↓「この木が俺は大好きなんだよなぁ。」と口元をほころばせながら、自らカンナをかけて加工していきます。
ヤニ松は、今までもよく床の間の地板に使っていたそうです。
これだけ好かれれば、ヤニ松さんも喜んでるはず。
↓表面に鏡のようなつやが出てきて、きれいな木目が浮かびあがってきました。
きっと、玄関に品挌をもたらしてくれます。
↓プラネットカラーを塗布して仕上げてあります。
↓玄関框、付框を加工した後のおがくずの、こやま。
ちょうどこのとき、社長の娘さんが3才のお子さんと一緒に事務所を訪ねて来られました。
娘さんは小さな頃から、お父さんが仕事をしている作業場が遊び場だったのでしょう。
手慣れたもので、おがくずをホウキで集め、チリトリですくっての掃除を、小さなお子さんもママの真似をして、上手に楽しそうにお手伝いをします。
3世代での微笑ましい光景でした。
↓作業場で遊んだお手伝いのあとの休憩タイム。大工さんて楽しいね。。。