『歴史ある空間を継承して、機能的に暮らすリフォーム』現場からです。
昔の日本の家は、木と紙と土で出来ていますので、断熱効果を生かした家造りになっています。
↓その土壁をそのまんま生かして、壁の断熱材としました。
↓構造用合板を張り、防水透湿シートを張って、通気胴縁を打ち終わりました。
↓サッシ廻りには雨水侵入を防ぐ重要なポイントの、防水テープ(黄色いテープ)が貼られています。
雨漏りのトラブルで、発生箇所の一番がこういったサッシ廻りからだそうです。
いっとき、住まいから土が見られなくなっていましたが、自然素材が見直されるようになってきてから、また“土”に感心が高まっている風潮にあります。
現場に大工さんの姿が見えないので、アレ、今日はお休みかな?・・・と思っても
↓実は大工さん、事務所隣の作業場で入口枠などを作るため、材料(ヒバ)の加工作業をしていたりします。
なんでも新しくさえあればいい!ではなく、既存のものを最大限尊重して、再生するリフォーム現場です。