ピーカンだった上棟日は、終日、施主様ご家族の皆さんが見守る中での作業です。
昨日に続き、2階の壁パネルがはめ込まれ、梁を掛け、
↓小屋束を立てていきます。柱同様に向きを同じくして入れていきます。
↓下では図面を見ながら、上に上げる部材を順番通りに準備する作業が続けられていて、
クレーンで吊り上げる材料には、部材同士がかみ合う箇所に、滑りをよくするためシリコンースプレーがかけられています。
↓クレーンで上がられた母屋が、ひとつひとつ順番に掛けられていきます。
振り下ろすカケヤの高い音が響きわたり、たくさんの木と木の命がつながります。
↓棟木(建物の一番高い部材)が上りました。
施主様は「梁が太いですね。」と感心しておられるように、このひとつひとつの部材の太さは、見る人に家の力強さを与えてやまないものがあります。
床や天井とかの内部造作材なら、傷んだら簡単に張り替えることが出来ますが、家を支える構造材はそうはいきませんので、材料の良し悪しがそのまま家の寿命となってしまいます。
↓金物を(かすがい)取付けています。
↓棟が上がり終わると、敷地の周囲を、いろんな角度から眺めてチェックを怠らない社長の姿がありました。
今日は工事の中で大きな節目となる日でした。明日はこの後行われる、上棟祭の様子です。