相互の狂いを相殺する仕口や継手のすばらしさ

お仕事仲間さんの事務所増築工事50坪、間違えた5坪(笑)の材料の刻みをやってます。

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斜めってたり三角のところがあるので、プレカットでは応用がきかないらしく、墨付けして手刻みです。

社長には長年の経験から作りだした独自の工法があります。それはちょっとした仕口の工夫だったりします。

社長「どうやったら揺れないかを考えて編み出したんだ。それにはハンパなく墨付けには気を使うんだよ。仮り筋交いが必要ないくらい揺れないんだ。建前のとき、カシラがびっくりするからね。どうやったらこういう風にできるんだってね。だから自分のところで刻めばいい家ができるんだけどね。」(コスト面からプレカットがほとんどです)

家造りを考えるとき、見えない部分については実際に見ることも触れることもほとんどしないと思います。そこにも目を向けると、耐久性のあるいい家ができるのかしらと思います。

社長には、丈夫でいい家を作ることに、どこよりも負けないという自信を常に持っています。