上尾の玄関ポーチ屋根の施工が終わりました。
↓ベランダから撮影。銅板葺きです。
ムク材は伐採して製材されて家となっても生きていますが、銅も生きているようです。
この銅のきらきらの輝きは、すぐに落ち着いた色へと変化し、あの社寺の屋根のように美しい緑青色になるのは、相当の年月を要するようです。
ムクの木も銅も新築のときにはきれいね、という感情だけですが、年月が経って向い合ってみると、風格と安心感と静かなやすらぎを得られます。生まれたばかりの赤ちゃんと人生の浮き沈みを経験して味の出てきた老人との違いのようです。
緑青、は~ん、ろくしょうと読むのですね、「りょくしょう」ではないようです。
緑青とは銅が酸化することで生成する青緑色の錆のことである。 Wikipediaより
施工した熊谷市の高橋板金さん(右)