“リノベーション・つなぐ”の現場からです。
床はオーク材を使いました。いつも築地住建が使っている赤松やヒノキの床の雰囲気とは、少し趣が違うかと思います。
↓オーク板張り作業をするとすぐさま鬼の養生をこれでもかと施し、守りに入りますので、全貌は画像のように厚いベールに包まれています。
床張り作業した本人の大工でさえ、全貌は見れてません。わくわく心躍らせプレゼントの包装を解くように、養生が剥がされる日が待ち遠しいです。
現場はわくわくどころか、傷が付いてやしないかドキドキ緊迫する養生はがしですが・・。
祖父母の代は床の間付きの2間続きだった和室、床板を張り、15.5帖の大きなリビングとするのは孫世代のライフスタイルです。
↓昔ならどこの家にもあった広縁。そのまま残します。
夏はリビングに入る直射日光を遮ってくれて、冬は温かなひだまりをつくってくれるのが広縁。
障子を開け放つとリビングとつながり更に広がりを見せ、リビングから庭の四季折々の風情が楽しめるという、これぞ日本の家屋でしょうかね。
リノベーションして住み継がれるすまいです。人間より家の方が寿命が長いです。