羽生は利根川の近く、県道沿いに建つ母屋、そして数棟の物置や車庫のある敷地の奥に、子育て真っ只中の家族の住まいが建ちました。
母屋には両親とおばあちゃんが暮らしていて、4世代がにぎやかに集います。
周囲は田園風景が広がり、近隣のあたたかなつながりの濃い地域です。
南側に張りだしたバルコニーが、夏には陽射しをしっかり遮ってくれます。
リビングに入ると目に飛び込んでくるのは杉の丸太の大黒柱と、2Fと空間をつなぐ大きな吹抜けがあるのが特徴です。
奥にある和室は、子供のお昼寝や洗濯モノをたたんだりと何かと重宝です。
ダイニングに造作したカウンターは、家族みんなでちょっとしたデスクワークにも使えて便利です。
2Fは勾配天井ですので、実際の面積以上の大きなを感じます。
16帖のロフトもありますので、お施主さんは「将来もしも3人目が生まれても大丈夫かな。」と、幸せな話をしてくださいました。
「和室はノーマークだったのに結構いい感じになりました。」と施主さま。
因みに、こちらの長女のお名前が“yume”ちゃんなので、yumeちゃんハウスとも呼ばせてもらってます。
屋根:三州陶器瓦の平瓦
外壁:ガルバ鋼板 スパンサイディング ァ18㎜ ビターブラウンとシルバーの2色使い (遮熱透湿防水シート張り)
床:杉30㎜
壁:珪藻土クロス
天井:和室は桐、その他珪藻土クロス
断熱:羊毛断熱材(ウールブレス)
Aさんfamily
施主様からのメッセージ
なんといってもムク材をふんだんに使ったところです。
1階を真壁にしました。木の温もりが半減してしまう大壁はイヤでした。
【我が家のコダワリ】
部材や色選びはできる限りの情報を集めて、打合せを重ねて築地社長のアドバイスを参考に決めました。
瓦すっきりしたデザインの三州陶器瓦を選び、予想以上の仕上がりに夫婦で大満足です!
控え目だけど和のテイストを表現した外観のコダワリの木の家が完成したと思います。
【完成してみて気に入ったトコロ】
築地社長の心意気で張ってくれたバルコニーの軒天井のムク板。
デザイン・造作してもらった玄関の棚と壁。
和室の天井もGOOD!気に入ってます。
【メッセージ】
とにかくすみずみまで考えてつくった思い入れの強い家です。
ここがポイントというよりも、すべてにこだわりが詰まった家になったんじゃないかと思います。
もともと築地社長の娘さんと友人だったので、新築した娘さんの家がとても気に入ってました。
「建てるならこんな家がいいね。」と考えていたので、築地さんに相談にのってもらったところから家づくりがスタートしました。
自分の家は知っている人に手を入れてもらいたかったのです。
築地社長は大工さんとしてのこだわりがあり、そのブレない職人気質に好感が持てました。
それによく話を聞いてくれ、わたしたちのわがままにつきあってくれたことは、とても心強かったです。
それと家って、建てたあとが大事だと思っていました。何かあったとき、何かしたいとき、近い場所で、しかも親子で大工さんをしている築地住建さんなら、長く付き合っていけるという安心感がありました。ハウスメーカーではそうはいかないでしょうね。