建ててからが本当のお付き合いの始まりです
保証という、期限の限られた紙ではありません。営業スマイルでもありません。
築地住建で建てていただいた家は、そこに家がある限り、しっかりと見守っていきたい、それだけです。
家づくりの考え方、特徴でもあり、築地住建のポリシーがここにあります。
お世話になった埼玉県行田市のS様に、高い買い物である家は、建てた後のアフターフォローがいかに大事であるかということを語ってくださっていますのでご紹介させていただきます。
『うちは築地さん(当社社長)がまだ独身だったころに建ててもらいました。』
私はどんなことも何かあっても「ちょっと築地さんこうなんだけど。」と言って飛んできてもらうんです。
また築地さんは気持ちのいい人だから、水道のことにしても、ほかのことにしても築地さんのグループがありますでしょう。
築地さんがその人たちに責任をもって頼んでくれるんです。
だから私もう何でも言っちゃうんですよ(笑)。
長い年月のおつきあいなので、何でも言えちゃうんですね。
結局はお付き合いの長さというか、信頼関係の深さというか、人間関係なのだと思います。
今は一人暮らしをしていますので、いろんな人(セールスマン)が家にやって来ます。うっかりしてたら、本当にだまされてしまいます。
でもそういうときはね、ことわりの言葉があるんです。
「うちには出入りの棟梁さんがいましてね、ひと声かければいつでも来てくださるんですよ。それも釘1本でも来てくださいますから。申し訳ないですね。」って言えば、みなさんあきらめて帰られます。
「つくりりさえすればいい。」じゃなくて、住んでいる者にとってはアフターケアが大事。どんなアフターケアしてくれるかだと思います。
何十年経っても、それこそ釘1本のことでも飛んできてもらえるというのは、住む者にとっては本当にありがたいことなんですよ。
まして一人暮らしになってみると、自分ではできませんからねぇ。
扉がちょっと閉まらなくなっちゃったんですけど、っていうのも飛んできて直してくださるというのは、これはすごくありがたいことです。
家というのは高い買い物なわけです。
ウチのときは築地さんから見積を見せていただいて、主人もすぐに「いいよ。」という感じで、築地さんがそれではこの見積でやらせていただきますとおっしゃってね。
でもね、正直なところ内心もうドキドキしていたんですよ。(笑)
大工さんによってはやっているうちに、こうしましょうああしましょうと、どんどん金額が増えていくという話があるじゃないですか。
見積がきちんと出来ていて、最後にお支払いしたのはビシっと見積通りの金額で、それ以上は一切かかりませんでした。
そういう点ではほんとうに信頼できる方だと思っています。
そうでないと35年も続いていませんね。(笑)
築地さんにお願いしてよかったなと思うからこそ、「ココがこうなっちゃったのよ。」ということが言えるんですよ。
築地さんが「ちょっと寄りました~。」と言って来てくださると、あ~ちょうどいいところに来てくれた。ちょっとドアがこうなのよとか言うと、ちょこちょこっと見てくださるんですよ。そういうのがアフターケアで言うんですかね。
一生に一度の高い買い物をするので、いつまでも面倒をみてもらいたいのは、みなさん一緒じゃないでしょうかねぇ。
ご自分のお住まいに愛着をもって大切に思ってくださるには、建築主の方に対する配慮が大切なんだと感じています。
エゴではなく、建てる側がどんなに一生懸命、精魂込めて造っても『100%完璧』ということはあり得ませんので、完成したあとのケアはしっかりやっていくべきだというのが築地住建が建てる家の特徴でもあります。
施工に関してのトラブル・不十分なところに責任を持つ。昔の棟梁と同じです。
「自分が建てた家は死ぬまで面倒を見続ける。」
そんな言葉を大にして言いたい築地住建です。
いまは“住宅”がビジネスになり、建て続けないと利益にならず、保証以外のお金にならないアフターケアは一切しない。という住宅メーカがほとんどで、とても残念な気持ちになります。
家は人と同じです。大切にする気持ちと、大切に守る者がいて、長く生き続けることができるのです。
師弟関係の築地親子